先日、発達相談員の中野先生による講座が開かれました。
子どもの育ちに大切な生活リズムの話しを中心に、おうちの方たちの子育ての悩みや疑問などひとつひとつ丁寧に答えて下さいました。

中野先生は30年以上に渡り、ひよこ保育園の子どもたちの体のこと、心の事など発達について「この子にはの指先を使った遊びを沢山させてあげて欲しい」「この子は坂道や凸凹道を沢山歩かせた方が良いですよ」などその子に合った遊びの提案や子どもたちの育ちに必要な事を私たち保育士と一緒に考えて下さっています。
時には私たち保育士の保育の悩みなども聞いてくださり、その都度アドバイスを頂いております。

先の講座の中で特に印象深かったのは「子どもの苦手なことも、全部ひっくるめてあなたなのよ。そのままのあなたが大好きって沢山言ってあげてね。生まれたばかりの頃は笑っただけで喜んでいたのに大きくなるにつれ、親の要求は大きくなっていくのよね。でもね、子どもたちは頑張ってるのよ。学校へ行けば成績が…って言われるし、だから親はそのままのあなたが大好きよって言ってあげてね。」という言葉でした。

担当保育士たちも、思春期の子を持つ親として、あの時抱っこって言われたらすぐに抱っこしてあげれば良かった、もっと抱きしめてあげれば良かった、もっと家事より一緒に遊んであげれば良かった、もっと褒めてあげれば良かった…という後悔の思いを沢山抱えています。
ですから、おうちの方たちにはこのひよこ保育園の支援センターに来たとき位は家事を忘れ、お子さんと一緒に沢山遊んで沢山褒めて沢山笑ってほしいと願っております。